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11-34EYE

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2009年 06月 01日

ゼネラル・モーターズ(GM)、経営破綻を考察。

1980年、最年少で重役となったが
社内抗争に敗れて退社した、
ジョン・Z(ザッカリー)・デロリアン氏 (1925-2005)
のインタビューを纏めた本に
「晴れた日にはGMが見える」が有る。

彼はスピルバーグの映画
「バック・トウ・ザ・フューチャー」('85年/米)で
お馴染みのクルマ〈DMC‐12〉(通称“デロリアン”)を
開発した事でも有名。

晴れた日にはGMが見える.jpg


内容は、GMへの批判が中心、
巨大化し過ぎて疲弊した組織の現状、
外部で起きていることに全く耳を傾けない姿勢や、
内部抗争に明け暮れるといった、GMの醜態が記載れていた。


この本を読んだ当時は
まさか、昨今の様な状況が訪れるとは
思わなかったが.........


同時期に読んだ本に
オーストリアの経済学者『シュンペーター』によって
唱えられた『創造的破壊』と言う考え方が有る、

“非効率な古いものは
効率的な新しいものによって駆逐されていくことで
経済発展するという考え方で、
新陳代謝のプロセスをそう呼んだ”


シュンペーターはイノベーションとして以下の5類型を提示した。
1. 新しい財貨の生産
2. 新しい生産方法の導入
3. 新しい販売先の開拓
4. 新しい仕入先の獲得
5. 新しい組織の実現(独占の形成やその打破)
※ウィキペディア(Wikipedia)引用。

100年続く企業は3%と聞くが
国家も含め、
全ての存在には発生点と消滅点が在る、
という事だろうか.......


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by japan1134 | 2009-06-01 13:39 | ブログ


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